体内に邪魔な老廃物や毒素と一緒にコレステロールを排出

腎臓病の食事療法がうまくいくと、体内に邪魔な老廃物や毒素がたまらなくなります。老廃物がたまらなければ尿毒症を防ぎ、腎臓病の進行を遅らせることが出来ます。非常にうまくいくと、腎臓病の進行は既に止まったのではないかと思うレベルで遅らせることが出来る場合もあります。食事療法の難しさはけっして制限の内容ではありません。食事療法は、患者自身が自ら積極的に取り組める最善の手法になります。腎臓病を患う方にお勧めしたい、たんぱく質の少な目な特殊食品が売られています。こう言った食品を適切に摂り入れる事で、そのままでは難しい食事制限が行いやすくなります。腎臓機能が悪化すれば、より厳正に食事を徹底しないとなりません。更に、糖尿病の症状もある場合は血糖値を悪くしないために、エネルギー量にも制限が生じます。独断で食事プランを立てずに、専門の知識を有する栄養士や医師の指導の元メニューを決めるようにしましょう。クレアチニンについては筋肉中にある物質を介して生じる老廃物であって、腎臓内で分解された末尿と一緒に体外へ出されます。このクレアチニンの量は、筋肉や運動量と関係しているといわれます。そのため、一般に女性より男性のほうが高値に出ます。筋肉量が落ちてくると、合わせてクレアチニンの数量も減るわけです。その他で言うと、妊娠時には、尿と一緒に出されるクレアチニン量が増加するので、本来の値よりクレアチニン量が低下します。腎臓病を患った方が行う食事療法のポイントは、なるべく腎臓病を悪化させない事と、体調を良好に保つことにあります。透析実行前のいわゆる保存期の方ならば、食事療法次第で腎不全への進行を遅らせることができ、透析を始める時期を遅くしていけます。更に言えば、透析開始後も、できる限り健康体で透析をするために、食事療法は必須なのです。体における3大栄養素に糖質・たんぱく質・脂質が存在します。糖質と脂質は体内で燃焼されることにより水と二酸化炭素に変化し、腎臓や肺に留まりづらいのですが、たんぱく質については性質上分解されると7~8割は窒素を伴った老廃物に変わるため、排泄の際に多少なりに腎臓に負荷が生じます。そのため、たんぱく質の制限が必要となります。体を維持するための最小限のたんぱく質は体重1kg当たり0.6g/日が必要とされ、一日分に変換した場合30~40gとなります。食事で摂取したたんぱく質は、人体の代謝機能によりエネルギーに移行しますが、一定値は老廃物に変わり血液中に残留します。血液は腎臓中で分解されて、残った老廃物は尿と共に体外へ出されます。たんぱく質を余分に摂れば、それだけ不要な老廃物が増えるので、腎臓に与える負荷が増してしまいます。腎機能を正常に保つために、無用なたんぱく質は摂らない方が良いのです。しかし、たんぱく質は身体を構成する重要な栄養素でもあり、適量は摂り入れるようにしましょう。浮腫が酷かったり尿の量が少なすぎる場合、塩分に加えて水分の調整も必要になります。この際の制限の定義としては、飲み水の他、食品中に含まれる全ての水分が該当します。浮腫具合が軽かったりそれ自体が無いのなら塩分制限だけになります。制限を設ける水分の量に関しては病気の進行具合や尿量により医師が判断します。脱水になるとかえって腎臓の機能低下に繋がるので自己流でどうにかしようと考えるのは止めましょう。腎臓病に罹ると糸球体にダメージが出るので正常な血流が行われず、無駄な水分やナトリウムが体内に残留しやすい体質となってしまいます。加えて尿となり放出されるはずの老廃物まで、体内に居座りつづけるようになります。その結果 窒素が血液中に増えて、尿毒症を起こす火種となったり、ナトリウム量の増加で高血圧を招く恐れがあります。ですので水分・塩分・蛋白質・エネルギーに関して、正しい食事療法の元一定量を摂り続ける必要があります。水に溶けやすい性質を持つカリウムで野菜・芋類を食材に使う場合、小さくカットし茹でこぼすか水にさらしてから調理しましょう。茹でる事で無くせるカリウムの値は、使用する食品の種類や調理の際の形状・水量・所要時間により相違します。ほうれん草などの葉茎菜類で約45%、いんげん等の未熟豆類で30%近く除外可能です。小さく切る、茹でたらしっかり水を切る、加えて搾る作業を行う事で、カリウムは減らしていけます。肉・魚・卵・豆腐に関しては中々のたんぱく質が含まれていますし、ついつい食べ過ぎてしまう食品でもあるので気をつけるようにしましょう。甘い食べ物に関しても案外たんぱく質が多く入っているのです。お菓子の種類よっては乳製品や豆類が混入されているので、エネルギーチャージが目的でも一度に多量を口にすれば、必要以上にたんぱく質を摂取してしまいます。例えば、ショートケーキひとつには卵1個相当のたんぱく質が含有されています。

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